純男との出会い

純男に乳首の開発をしてもらったんだよ。
僕はネコなんだけど、乳首ってどうも駄目だったんだよ。何だかみんなかわいがってくれているのはわかるんだけど、もともと胸板が男にしては薄い方でね、脂肪のクッションがない分、強くやられると痛いし、ソフトに来られるとくすぐったいし・・・。でもね、タチって一概に乳首大好きなんだよ。こうすれば、ネコは悦ぶだろう?と思っているのかな。僕も嫌だともいえず、いい気持ちはしなかったんだ。
そんな時にね、あるパーティーで純男との出会いがあったんだ。かっこいい人ではなくて僕の対象外だったんだけど(ごめんね)、ゲイの気持ちを分かってくれる気さくな人で、すっかり仲良くなったんだ。いや、僕だってゲイだけど、ゲイとの出会いばかり望んでいるわけじゃないよ?こんな純男との出会いも欠かせないものなんだ。
そんな彼に乳首の件を相談してみたんだ。
「そりゃそうだろうね」と、彼はあっさりと答えた。
「だって彼らは男性の乳首しか扱ってないんでしょ?乳首と言えば女性だから」
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彼が言うには、乳首の反応は女性の方がダイレクトだ。だから女性経験が多い男性は基本的に乳首の扱いをわかっている。だから、好きな人に抱かれると言う気持ち的な部分は別として、女性と寝ていない男性の乳首責めは概していいものではない、と彼は説明してくれた。
「何だったら、乳首開発してあげようか?300円で」
まあ、僕はノンケだからキミと寝るのはビジネスとしてだよ、と言う意味での300円らしい。安っ!
純男と寝るのは初めてだったんだけど、物は試しに彼に身を委ねてみることにしたんだ、300円で。
ところが、これが最高だったんだよ。今までのタチたちの乳首責めは何だったんだ?と思うくらい、強弱付けて乳首をかわいがってくれる。痒い所に手が届くように、感じるところに舌が届いてくるんだね。
「あはは、女の子と同じ反応だね。何だかかわいく見えてきたよ」
彼にそう言われて恥ずかしかった。
僕が女性よりだから、実際に女性を扱っている純男相手の方が僕は満たされるのかなあ、と思った次第だ。まあ、彼にしっかりと乳首開発されて、今では乳首イキできるところまで達したのだから、純男との出会いには感謝しているよ。
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